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yoshida michiko
吉田路子 創作切絵 宮沢賢治の世界
宮沢賢治の生地、花巻市が古里。
賢治の家のはす向かいが生家だった母親から多くを学んだ。
賢治の世界をそのまま、解釈を加えず伝えるのが私おスタンダード。

宮沢賢治の心象世界を自分自身の原風景に重ねて表現。独特の曲線を生かした切り絵と染め和紙を用いて作った柔らかな色彩の個性的作風とともに、賢治童話の詩の語り部としてもますます磨きがかかっている。

一枚の作品の中に物語の数々の場面を織り込んだ独特の作風を確立。
白と黒のバランスを考えながら製作するというその感覚は研ぎ澄まされ見る者に心地よささえ感じさせる。

プロフィール/略歴
1958 岩手県花巻市生まれ  広島県呉市在住
東北の風土を色濃く残した作風で宮沢賢治の童話の世界をきり絵シリーズとして制作
2007 はじめての里帰り展として100点に及ぶ作品を展示好評を得た

呉市内をはじめ県内の小学校・図書館・公民館・老人福祉施設などで花巻弁による読み聞かせの活動を展開中
「やまねこ母さん」として呼ばれ親しまれている
2012 春より賢治月展示(9月21日は祥月命日)に向け制作された切り絵作品群は故郷の賢治記念館にて順次、ロングラン展示中

      
 (写真提供:中国新聞)  

展示内容



吉田路子の切り絵  癒しの九月展
2019年9月20日(金)〜10月22日(火)
 

夏の暑さにお疲れではありませんか?
お待たせいたしました。久々の今回はアロマオイルに用いられる様々な草花や樹木をモチーフとした吉田さんの切り絵原画36枚を中心に心と身体を癒す展示をお届けします。吉田さんの原画をもとに制作した沖本さんの丹精こめた羊毛絵とアンティーク・デディーペアの貴重なコレクションの数々、また大越さんの手になる「雨ニモマケズ」や今回の作品の豆本も見逃せません。
岩手、大船渡の復興手仕事仲間の皆さんから届いた活動支援手作り小物の販売もいたしますのでご協力よろしくお願いいたします。

 ・切り絵   吉田路子  創作切り絵作家 花巻出身 呉在住
 ・豆本    大越國恵  20年ほど前より本の装丁を習い今日に至る。
                 7年前からジャンルは違うが小さな本も手掛ける。
 ・羊毛絵   沖本泉木  妖精や子ども、動物や植物などをモチーフに純粋で優しい素朴な
                 世界観を人形などで表現。
                 ライアー(堅琴)奏者としても活動中。

 2019年9月22日(日) 午後2時より
  「ライアーの調べにのせて 吉田路子の癒しの朗読会」




吉田路子 「ポラーノの広場」
2017年9月8日(金)〜9月26日(火)
 

風にのって切れ切れに運ばれてくる楽しい調べ、イーハトーヴの野原にある祭り広場「ポラーノの広場」は、
灯りをともしたシロツメクサを辿っていくと見つけることができる。
そんな幻想的な中にも風刺をきかせ、そしてちょっぴり切ない賢治さんの世界を今回は繊細な極薄の染め和紙や板染め和紙を使った切り絵で絵物語の様に表現します。

また、会場には以前好評だった和紙あかり工房の因州和紙を使った行灯の作品も並び彩を添えます。
特別協賛として9月10日午後2時より こぶしが丘学園ホールにて(風の巣より徒歩3分)


和楽器集団ぐるーぷ“樹”によるミニコンサートを開催。 入場無料
〜語りとスライドと和楽器の合奏〜
「唐いもとどろぼう」(鹿児島民話より) 稲葉美和作曲
       *日本のうた(平田英雄作曲)
       *アニメーションメドレー(ジブリ・アニメ曲より)

吉田路子朗読「雨ニモマケズ」
和紙あかりワークショップ 9月17日 午前10時より終日 参加費 材料費とも3500円 


<拡大します>

<プロフィール>
●吉田路子
 1958年 花巻生まれ 呉市在住 
 切り絵作家 宮沢賢治の世界を土佐染め和紙を使った創作切り絵で鮮やかに表現。
 故郷の花巻弁で語る「雨ニモマケズ」は他の追随を許さない。
 昨年末発刊の切り絵絵本「新井貴浩物語」の原画巡回展は現在も各地で好評を博している。
●和楽器集団ぐるーぷ“樹”
 和楽器を使った日本音楽を自由に取り上げようと1972年に結成。
 広島における和楽器オーケストラのパイオニアとして、これまで41回の定期演奏会、米・仏での二度の海外公演、
 小中学校での邦楽鑑賞会や地域イベントなど幅広い活動を展開。
 この種のアマチュア邦楽合奏団として46年に亘る活動は全国最長レベル。 
●和紙あかり工房
  尾道市向島在住の有志で結成された「心遊塾」の塾生による創作工房。
  尾道市や鞆のイベントでも活躍。


 発刊記念原画展
 「新井貴浩物語 がむしゃらに前へ」
2017年1月20日(金)〜2月21日(火)
  <展示内容が見れます>

「ぼくの大切な原点が、本書にいっぱい描かれています」
2016年9月に、こちらで展示した吉田さんの切り絵作品が迫力ある絵本となって、広島の南々社より2016年12月10日に発刊されました。
その人なつっこい笑顔と活躍で、ファンの元気の源となった新井選手が小学時代の担任、佛圓先生との交流を通じ、精神的にも成長していく過程を描いた「逆境、反骨、全力」の物語です。
真紅の土佐染和紙をふんだんに使い、新たな場面を足したり、切り直しをした切り絵に中野慶さんの確かな文章が加わって、新井選手の「熱い心」と佛圓先生の平和を願う「熱い想い」がストレートに伝わってきます。
今回は吉田さんの作品の初出版を応援しての記念原画展となります。
会期中は会場にて、佛圓先生がずっと応援し続けてきた証の、折々の記念となる新井選手のサイン入り黒バット、サイン入りユニフォーム、サインボールなども展示いたします。
大人も子供も、そしてカープファンも楽しめる今回の展示です。

切り絵 吉田路子 (創作切り絵作家 花巻出身 呉在住)
文   中野 慶 (児童読み物作家)
監修  佛圓弘修 (広島都市学園大准教授)

   
中国新聞 2016年12月4日掲載  中国新聞 2017年12月18日掲載
 現在(2017年1月)、amazonランキング「ノンフィクション・伝記」の売れ筋ランキングTOPを飾っている
「新井貴浩物語」の切り絵を担当した 「吉田路子」さんの展示から、スタートです。
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宮沢賢治生誕120周年記念 吉田路子切り絵展
 「タカ君と麦先生」 −踏まれて伸びろ・・・麦のように−
2016年9月9日(金)〜10月2日(日))
 <展示内容が見れます>

カープの大進撃でみんなの元気の源となっている新井選手。
その活躍の礎となった小学時代の恩師「麦先生」との交流を描いた吉田さん渾身の作です。
土佐染め和紙の燃える赤が、平和教育に情熱を注いだ「麦先生」の信念、「逆境→反骨→全力」をよく表現しています。
数々のエピソードからは宮沢賢治のファンでもある「麦先生」が実践された「賢治のこころ」がじわじわと伝わってきます。
9月11日(日)午後1時半〜  新仕屋ゴンゴンの2回 風の巣寄席  入場無料
10月1日(土)午後1時半〜    吉田路子の朗読「銀河鉄道の夜」  入場無料



吉田路子の 「茨(ばら)海(うみ)小学校」切り絵展
2015年9月11日(金)〜9月29日(火)

毎年恒例、宮澤賢治の命日月にお贈りする賢治さんが、虹や月あかりからもらってきたお話です。
今回はきつねの先生や生徒とのやりとりを面白おかしく土佐色和紙の灯りの作品で表現。
鮮やかながら落 ち着いた色合いはまるでステンドグラスの様。
協賛出品として羊毛人形作家の安部裕子さんが一場面を再現、また、昨年好評だった心遊塾の皆さんによる和紙あかりも色を添えてくれます。
<<和紙あかりワークショップ>>  9月13日(日)午前10時〜 午後1時半〜    材料費3500円(参加費込)お申込みください。
<<<吉田路子の朗読会>>>   9月26日(土)午後2時より             参加費1000円(お飲物付)「茨海小学校」ほか



吉田路子の 「鹿踊りのはじまり」切り絵展
2014年9月5日(金)〜9月23日(火)

今年も賢治忌の9月がやってきました。
賢治の願った「一人一人の幸せ」や「世界の平和」は実現にむかっているのでしょうか。吉田さんによる賢治の「鹿踊りのはじまり」の切り絵作品化は今回で二度目になります。
厚みのある鮮やかな土佐染め和紙を幾重にも重ねた岩手の錦秋に、切り絵の鹿の群れが軽やかな足取りで登場して人間の嘉十と鹿達の軽妙なやりとりが始まります。しんしんと深まっていく東北の秋を一足早くお楽しみください。
「鞆銀河」のお披露目もいたします。
「鹿踊りの始まり」紙芝居と朗読会  9月21日(日 )午後2時より    参加費500円


宮沢賢治没後80年によせて
吉田路子「賢治のこころ」切り絵展
2013年9月6日(金)〜10月1日(火)
<展示内容が見れます>

賢治の童話をモチーフとした吉田さんの切り絵作品も数えてみると20シリーズにもなります。
今回は没後80年ということで、賢治が作品の中で伝えたかったこと、そこに的を絞った吉田さんの作品の中から8月3日、広島の本川河畔での投影会で好評を博した「ふた子の星」25点を中心に展示いたします。



NO FHOTO

「グスコーブドリの伝記」切り絵展
2012年9月1日(土)〜9月25日(火)

昨年の震災直後、吉田さんに製作をお願いしていた作品がやっと完成いたしました。
賢治の精神的自叙伝とも言われるこのお話は、地震や旱魃などの自然災害の多いイーハトーヴの住民を、潮汐発電や火山の研究により助けようという今に通じるテーマがここかしこに見られ、主人公のブドリが冷害による凶作を防ぐためにわが身を捧げる所で終わっています。未来の子供達に私たちが今できることは?
吉田さんの益々磨きのかかった新作を前にもう一度考えてみませんか?

金曜朗読茶会「わたしたちに今できること」
 9月7・14日(金 )午後2時より 風の巣にて

拡大して見れます
鎮魂そして希望
吉田路子「銀河鉄道の夜」切り絵展
2011年9月2日(金)〜10月4日(火)

毎年9月は宮澤賢治の命日月ということで、賢治さんに関連した作品をご紹介していますが、今回は大平貴之さんのスーパープラネタリュム・メガスターとも共演した80点にも及ぶ力作を風の巣全館にて展示いたします。
記念講演「祖父に聞いた兄、宮澤賢治のこと」
 9月6日(火)午後2時より霞町ローズコムにて   ・入場料無料
 講師/宮澤和樹氏(林風舎代表) 聞き手/井堂雅夫氏(版画家) 朗読/吉田路子(切り絵作家)
 主催/岩手県と広島県の文化の交流を深める会他

報告会&朗読会「雨ニモ負ケズ」チャリティー展・イハートヴ募金で東北支援報告と吉田路子さんの朗読会
 9月11日(日)午後2時より 風の巣にて


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東日本大震災復興こころ支援チャリティー
吉田路子「雨ニモマケズ」切り絵展
2011年4月15日(金)〜5月10日(火)
<展示内容が見れます>

吉田さんの作品や朗読で少しでも晴れやかな気持ちなっていただけたらと「こころ支援チャリティー展」を企画しました。


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吉田路子の切り絵仏画展
2009年5月8日(金)〜6月16日(火)

今カッターナイフ1本で切り出されたとは思えない美しい孤を描く曲線で現わされた仏様たちは慈愛の眼差しで私達に手を差しのべています。
一刻、対峙して静かな時間を過ごしてみませんか。

5月17日(日)午後2時より花巻弁による朗読会、宮沢賢治作「狼森と笊森、盗森」を開催。
※作品が大きく見れます。


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第2回 吉田路子の創作きり絵
水仙月の四日展
2008年1月25日(金)〜2月26日(火)

路子さん独特の、のびやかな曲線は、見る者を優しく力強く包みこんでくれます。
「雪わたり」「鹿おどりのはじまり」、民話「乙女椿」もお楽しみください。


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どんぐりと山猫 展
2006年9月1日(金)〜9月26日(火)
<展示内容が見れます>