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satou kunio
佐藤国男 <山猫工房> 木版画家
宮沢賢治の童話の世界を、墨で下絵を描き、彫刻し、版画にする楽しみを発見し、大工の経験が絵描きの夢を進化させた。日本は「木と紙の文化」と言われます。
木は実に良いもので、柔らかからず、固からず、さわっているだけで不思議な安心感があります。
木から生まれる版画の世界をぜひ手にとってご覧いただきたいと思っています。

プロフィール/略歴
1952年、北海道生まれ。
25歳の頃より宮沢賢治にひかれ、その世界を版画につくり続けている。
東洋大学の仏教学科で学ぶ。
大工をしながら宮沢賢治を題材とした版画を作り続けてきたが、1997年大工を廃業し版画家として独立。

(現在)函館市在住。
北海道新聞・函館版に木版画とエッセイ「山猫博士のひとりごと」を連載中。

(主な作品)
・「銀河鉄道の夜」北海道新聞社 ・「新版 注文の多い料理店」大日本図書 ・「ゼロ弾きのゴーシュ」さんこう社
・「しでんとたまご」福音館書店   他・・・「かしわばやしの夜」「どんぐりと山猫」「雪渡り」

展示内容

宮沢賢治生誕120年記念
佐藤國男 木版画 絵本原画展
2017年6月9日(金)〜6月27日(火)

娘が3歳の時に出会った佐藤先生の版画絵本「かしわばやしの夜」。
こんな面白い賢治作品が、ファンレターをお送りしてからのご縁がはや30年。今回は賢治生誕120年を記念して子どもの未来社より新たに発刊された「セロ弾きのゴージュ」「よだかの星」「雪わたり」を始めとする賢治童話絵本の原画、約50作品をお楽しみいただきます。
佐藤先生のライフワークでもある「縄文研究」の著書も併せてご紹介しますので、お好きな方にとってはたまらない展示になりそうです。


宮沢賢治の世界
佐藤國男 木版画展
2013年9月6日(金)〜10月1日(火)
<展示内容が見れます>

北海道は函館在住の佐藤氏の木版画は樹齢数百年を経たイチイの版木を使い自然の木目を生かし、裏からの手彩色の技法で賢治の童話の作品にふさわしい表現力豊かで楽しい作品となっています。
絵にあわせた額縁も佐藤氏の自作で作品をよりいっそう引き立てています。
彫刻刀のノミ跡から伝わる力強さもご堪能下さい。
大小約40点展示。


拡大して見れます
−宮沢賢治版画絵本「セロ弾きのゴージュ」発刊記念−
佐藤國男 木版画とガラス絵展
2009年10月9日(金)〜11月10日(火)

佐藤國男さんの描くキリットとした、若きゴーシュのすがすがしい顔とオーケストラみたいな森の生き物たちの楽しげな様子が、子供たちの素敵な未来を予言しているように思えてなりません。
 辻信一:文化人類学者、明治学院大学国際学教授「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ灯と代表


拡大して見れます
−宮沢賢治の世界−
佐藤国男  木版画展
2005年6月
<展示内容が見れます>

賢治の世界を、独自の世界でユニークに彫りこんだ、木版画の数々。
末娘が三才の時に佐藤先生の「かしわばやしの夜」に出会って以来すっかりその虜に。
「すきとほった世界」を一人でも多くの方に。


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−宮沢賢治の世界−
佐藤国男 木版画展
2002年7月18日(木)〜8月20日(火)

賢治の世界を、独自の世界でユニークに彫りこんだ、木版画の数々。
末娘が三才の時に佐藤先生の「かしわばやしの夜」に出会って以来すっかりその虜に。
「すきとほった世界」を一人でも多くの方に。
※ハガキは「銀河鉄道の夜」発表