nitta fumio
新田文雄 指物師
作品は、黒柿、肥松、桑、欅等の銘木を素材に、茶托、茶筒、お盆といったオーソドクッスなものから行燈、火鉢、風炉先屏風のような粋な道具、また六角形の小さな宝石箱や指輪、碁器など多岐にわたる様々な種類があるのが特徴。

プロフィール/略歴
昭和16年 島根県仁多郡横田町生まれ   福山市在住
昭和38年 技能検定二級家具工に合格
昭和46年 技能検定一級技能士指物工合格
広島県一級指物制作実技試験 優秀賞受賞
平成10年 木工旋盤を購入し、独学で現在に至る

展示内容
日本の伝統美シリーズ
新田文雄の「銘木の器」展
2015年年10月9日(金)〜10月27日(火)
 

新田さんの作品は、黒柿、肥松、桑、欅等の銘木を素材に、茶托、茶筒、お盆といったオーソドクッスなものから行燈、火鉢、風炉先屏風のような粋な道具、また六角形の小さな宝石箱や指輪、碁器など多岐にわたる様々な種類があるのが特徴です。
いずれも木目の美しさや材質の特徴を最大限に引き出した作品で、手に取ると新田さんの銘木に対する愛情がひしひしと伝わってきます。深まりゆく秋にふさわしい伝統の技に独自の工夫を加えた見ごたえある「用の美」の作品約70点を心ゆくまでご鑑賞ください。