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悲しき時代のピエロたち

2005年11月18日(金)〜11月27日(日)
悲しき時代のピエロたち   道化づくり30周年記念
道化と言って思い出すのはサーカスのピエロですが、今回の「悲しき時代のピエロたち」では、あえてフランスのパントマイムとイタリアの田舎芝居をモチーフにしました。
白いテラコッタ立像は、フランス映画マルセル・カルネの「天井桟敷の人々」でジャン=ルイ・バローが演じたパントマイムの道化のイメージです。
ホワイト&サイレンスの世界でした。
また、ピエロとアルルカン、そして美しい娘コロンビーヌ、イタリアの田舎芝のお話です。
15〜16世紀に全盛をきわめたコメディア・デッラルテはコメディ・オブ・アーツという意味で「仮面喜劇」と訳され、今もイタリアの若者たちに受け継がれているように思います。
ちょっぴり女性的な色気を漂わせながら風を切って歩いてゆく彼等を伊太利亜道化立像、胸像として表現しました。   (((真鍋芳生 2005年10月)))

 
   
 

 
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