いくまさ鉄平氏(福本さん)は震災後より、同じ被曝県民として福島を始めとする東北被災三県に伝わる民話や震災の体験話を掘り起こして紙芝居にし東北の人たちに贈る「東北まち物語100本化プロジェクト」をたちあげた「まち物語制作委員会」代表として、紙芝居の原画制作を担当、もう少しで百話に届く勢いです。
紙芝居の題材としてとりあげられるお話は、いづれも地元の方々が掘り起こした民話や被災の体験談。
届けられた紙芝居は地元や広島からかけつけたボランティアのかたによって実演され、仮設住宅で暮らすかた、自宅から遠く離れてしまったかたなどに、住んでいた場所のルーツを思い起こさせ、一同に会して話を聞くことで隣に居合わせた面識のない人たちにも声をかけあうなど、ともすれば、行き先真っ暗な気持ちになりがちな被災地のかたがたにとって温かい支援となっています。 |
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